4月のファッション小売り商況(速報値、既存店売上高)は、気温の影響で売れ行きが低調だった。百貨店は免税実績が前年同月の高い伸びの反動で落ち込み、衣料品の販売も前年実績を下回った店がほとんどだった。専門店も前年は好調だった初夏物が売れず、伸び悩んだ。
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百貨店 免税売上高も減
都心店の免税売上高は2~3割減少した。これまで売れ行きがラグジュアリーブランドなど高額品に偏っていた反動で客単価も2ケタ減を強いられたが、「化粧品や装身具に関心の幅が広がっている」(三越伊勢丹)など免税件数は増加した。
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