復活目指すカメラ新戦略 高機能より楽しさ優先

2025/07/15 15:00 更新有料会員限定NEW!


 かつてはスマートフォンのカメラからのステップアップで多くの若者ユーザーを獲得していたカメラ市場だが、近年は、市場規模が劇的に縮小している。そうした中、カメラメーカー各社が個性派新モデルを相次いで発売。令和に大復活を遂げたフィルムカメラや、美術品のようなデジタルカメラまで、その生き残りにかけた動向を紹介する。

(デジタルテクノロジー&ガジェットライター 山下達也)

 デジタルカメラ市場は、10年の1040万台をピークに、現在ではその10分の1近くまで出荷台数が落ち込んでいる(Gfkジャパン調査)。写真文化自体はむしろ活況なのだが、今やその主役はスマホであり、デジタルカメラを所有する世帯も24年には50%を割り込んだ(内閣府調査)。

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