インターナショナルシューズ(大阪市)は、レザースニーカー「bright way」(ブライトウェイ)で、台湾での販売を強化する。全日本革靴協同組合連合会が取り組む海外販路開拓事業の一環として、クラウドファンディング(CF)や試着販売会などを具体化している。
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今春に現地の有力CF「flying Ⅴ」での販売を実施、230万円、86足の支持を集めた。購入者は30~50代中心、メンズが60%を占めた。定価は8300台湾元で日本の1.3倍程度の設定。7月には、台北の誠品生活松菸店で試着販売イベントを行う予定。同店では自分にフィットするサイズを選べる「マイサイズスタジオ」も8月末まで展開中だ。
国内では6月29日まで、応援購入サービスのマクアケで、底部をEVA(エチレン酢酸ビニル)に変え、軽量化した新モデルを販売している。定価は税込み3万6300円(マクアケでは先行割引)。
同時に、従来からのブライトウェイの購買客に向け、EVAソールに交換できるチケット販売(税、送料込み1万4300円)も実施している。マクアケでのこの種のサービスは珍しい試みで、「ブランドを長く愛用してもらう意味からも、こうしたアフターサービスを今後も強化していきたい」(上田誠一郎専務)という。
このほか、阪急うめだ本店で5月29~6月11日に開催の「大阪アート&デザイン2024」に参加。アメリカ・ディズニー公認アーティストのカズ・オオモリ氏との協業したペイントシューズを受注販売するほか、6月1、2日には同氏がその場でペイントした作品も販売する。