インスタグッドな写真術②(木村麗)

2017/05/31 16:00 更新


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こんにちは。ビジュアルアドバイザー(VA)の木村麗(うらら)です。前回 はたくさんの方にご覧いただいたようで、ありがとうございました。

さて今回は、過日わたしが講師を務めさせていただいたSNSについてのセミナー(FashionPeople+Vol.7)で出た質問とその回答をご紹介したいと思います。

多くの方が持っているであろうお悩みでしょうから是非ご参考ください。


セミナーの様子




質問①「インスタグラムを始めたばかりですが、撮り方が1パターン過ぎて、結果、フォロワーもライクも伸びません」(大手宝飾品専門店)



撮影バリエーションが少ない、ということですね。この会社はお店があるので、光が当たっているところや、外に行けるなら自然光で撮ったり、なるべくECのカタログっぽくならないように気をつけたらいいんじゃないでしょうか。

本部側はついついECっぽい、綺麗な画像を店舗に要求しますが、店舗発信のSNSにおいては、リアリティのある画像(情報)をユーザーは求めていることが多いので、こうした写真への反応は正直、薄いかと思います。

例えば、下の画像はやりがちな投稿ですが、発信側による一方通行に映りますし、2枚目はECからの画像だと思いますが、これもリアリティに乏しい投稿です。本部発信ならいいのでしょうが、店舗発信ではNGです。





余談ですが、SNSの運営において、ブランドイメージを管理したい本部と、ローカル情報を発信したい店舗との相違は典型的な「あるある」です。ハッシュタグの付け方や、そもそも付けてはダメとか、お店側にとっては手足を縛られることになり、あまりいいことではありません。

ある大手の会社は抽象的なキーワードをお店に伝えるだけですから、店舗はただただ困っちゃう、そんなケースはそれこそたくさん見受けます。本部がチェックできないから、ブログの更新は月1にして欲しいなんて話もあって、そもそもなんでSNSをやらせているのか疑問に思ったりもします。

それはさて置き、次の質問です。



質問②「店が狭く、雑貨も多いため、ごちゃごちゃしててどこで撮っていいかわかりません」(大手カジュアル店)



例外はあるのですが、ベーシックな答えはこうです。


・正方形(スクエア)の構図で撮る(ブログ等に使う時でも)

・クリアな什器の1番下で撮る


正方形で撮るのは、無駄な余白を作らないためで、簡単に構図を決めることが可能です。

ファッション系のショップであれば、たいてい透明なガラスがあると思います(なければミラーも使えますよ)。白背景ももちろん良いのですが、透明背景を使うと限られた場所でも商品の魅力を簡単に表現することができます。

また、棚の場合は1番下段で撮るのがオススメです。下(背景)に余計なモノが映り込ませないため。真俯瞰(まふかん=真上)では撮れませんが、俯瞰で撮るとそもそも自分の影が映ってしまうことがあるので、少し手前から撮ることになります。例えば、下の写真です。





質問③「スカートだけを着用で撮るケースが多いのですが、お洒落に撮れなくて」



やり方は色々とあるのですが、動きを出すといいですね。棒立ちではなくて、足を動かしたりしてふんわり感覚を出すとか。その際にもいくつか注意点があるのですが文字で伝えるのが難しい部分もあるので、分かりやすい点を1つ。

動きを撮影するのはブレが発生しやすくなるため、撮影の難易度は少し上がります、なのでスローに動くことがオススメです。そして、その商品の特徴や素材を見極めて何処をみせたいのか伝えたいのかを考えながら撮影することが大切です。下の2枚目みたいに「組み写真」にするのもおススメです。





質問④「写真の撮り方ではないのですが、インスタの投稿順にいつも迷います。扱いブランドが多くて、自社のページがごちゃごちゃした印象になってしまうのですが。。」(セレクトタイプのEC運営)



撮影の背景を、商品やブランドごとに変えて、統一感を出せばいいと思います。

セレクト(仕入れ型)の場合は先方の画像しか使えない場合もありますよね。その場合は、縦列ないしは横列で揃えるとか、商品の種類で揃えるとか、複数枚を使って揃えるかすればすっきりすると思います。



コカコーラの公式アカウントより。赤のイメージで統一している

H&Mのホームページより。アイテムは異なるものの、全体に黒で統一している



質問⑤「スマホを手に鏡で自撮りをする場合のポイントは?」(大手専門店)



ポイントはカメラの傾け方です。カメラを持つと下向けに撮りがちですが、下向けということは上から撮ることになるので全身を撮ると足が短くみえます。逆に、下方からあおるように撮るとすっきりスタイル良く写るはずです。

では、また。



きむら・うらら 81年東京生まれ。アパレル販売員や商品企画などの仕事を経て、女子向けキュレーションアプリ"pool"などの開発運営を行っているf.f.b.へ入社。 IT+アパレルの領域で得た長年の経験と実績に基づきSNSを活用したオンラインマーケティングやブランディングをサポートする今までにない事業を展開中。【取組み先】サザビーリーグ、シップス、ピーチジョン、ビームスなど

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