インスタグッドな写真術③‐飲食編‐(木村麗)

2017/09/06 18:25 更新


こんにちは。ビジュアルアドバイザー(VA)の木村麗(うらら)です。

さて今回は、過日わたしが講師を務めさせていただいたSNSについてのセミナー(三菱地所様主催)で出た質問とその回答をご紹介したいと思います。今回は飲食編です。

最近はカフェなど飲食併設のアパレルショップもあったりもするので、ぜひご参考にしてくださいね。もちろん、個人のアカウントで食べ物を投稿する際も(よく撮りますよね?)役に立つはずです!


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当日のセミナーの様子



Q.「光が入らなく、暗めであまり綺麗ではないキッチン内で撮影しなければならない場合が多いのですが、短時間で綺麗に撮影できる方法があれば教えてください」(新丸ビルレストラン階のカジュアルフレンチレストラン)



A. まず、その中ででも出来るだけ明るい場所を探しましょう。背景となるおしゃれな場所がない場合は真上から撮るようにします。




背景がテーブルにする場合は、当然ながらテーブルは綺麗にふいてから撮影します。どうしてもスペースがない(背景を映り込ませたくない)場合は、料理を切って撮影するか、なるべく寄りで撮影して背景の写り込みを避けましょう。





Q. パンやマフィンが美味しそうに見える撮り方を知りたいです。例えば、お店の定番であるバケットサンドのようなシンプルパンの撮り方を教えてください(丸ビル地下の高級パン屋)


A. サンドされている具材に焦点をしぼって撮影するのがいいと思います。こういう撮り方をすることで、小さなスペースでも美味しそうに撮れますよ。




バケットは大きく長いものが多いので、限られたスペースで全部写そうとすると構図を作るのが簡単ではありません。一部分だけの撮影でいいと思います。実際、両側が同じカタチの物は全部うつさなくても伝わりますから。



例えば、“寄り”ではこんな感じでも。




セミナー当日の様子



Q. 定番メニューのため、変わりばえしないスムージーやジュースのおしゃれな撮り方は?(スムージーショップ)



A.スムージーと同じ色の何かアイテムを一緒に撮影すると効果的です。華やかにみせることができるのです。




グラスの外側に水滴をパッパッとつけて撮影するのもおススメです。手軽にフレッシュな印象を演出できます(やり過ぎると濡れただけになってしまうので注意。少し慣れが必要かもしれません)。




色々質問に答えてきましたが、食べ物の撮り方には決まりはありません。コツさえ掴めれば誰でも簡単に、シズル感のある美味しそうな写真撮影が可能です。限られたスペースで撮影する場合は、いかに美味しそうに目をひく撮影ができるか、そのスペースを最大限いかして撮影ができるか、がポイントになります。

このブログではお伝えしきれない部分もありますので気になった方はこちら(netproject@senken.co.jp)まで質問をお寄せ下さい!今回は以上です。では、また!

次回 FASHION PEOPLE +ワークショップイベントの詳細はこちらから。



きむら・うらら 81年東京生まれ。アパレル販売員や商品企画などの仕事を経て、女子向けキュレーションアプリ"pool"などの開発運営を行っているf.f.b.へ入社。 IT+アパレルの領域で得た長年の経験と実績に基づきSNSを活用したオンラインマーケティングやブランディングをサポートする今までにない事業を展開中。【取組み先】サザビーリーグ、シップス、ピーチジョン、ビームスなど

木村さんのInstagram Web



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