進むブランド牛の革製品 地域おこし、農家支援もアピール

2023/05/09 06:30 更新有料会員限定


今年1月のメゾン・エ・オブジェで注目された「神戸レザー」の椅子

 日本を代表するブランド和牛の皮を使った革や製品作りが目立ってきた。これまで廃棄されていたり、他の牛の皮とともに流通していたものに光を当て、新たなブランドに育て、地域おこしにつなげる動きだ。トレーサビリティー(履歴管理)が明確な製品としての打ち出しも共通する。革は食肉の副産物であり、サステイナブル(持続可能な)であることをアピールする狙いもある。

(古川富雄)

【関連記事】《座談会》革はエコでサステイナブル 食肉の副産物という理解広げる

 これまで日本の革製品は、海外の原皮を使うことがほとんど。和牛は体が小さいこともあり、皮は廃棄されるなど市場価値は低いと見られてきた。 

地域資源を活用

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