20年に新卒入社しました。1年目は産業資材グループの建築資材を扱う課に配属され、半年ほど先輩について素材の知識と営業方法を学びました。独り立ちしてからも、引き続き分からないことは聞くことでノウハウを身に着けていきました。
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大変だったのは、同グループで新しい課が立ち上がることになり、繊維のリサイクル事業の担当になった時です。
3年目からは新規商材である循環型繊維リサイクルボード「パネコ」の販路開拓という、今までと全く異なる仕事内容でした。
新規開拓は仮説を立て、企業や建築デザイナーに一件一件営業をかけました。努力が実り、今では空間プロデュース業界にまで広がりを見せています。仕事に根気強く向き合い、自分で考え続けた結果だと思います。大変だった分、その過程で成長できました。
上司に「新規事業に携われるのは、他の事業が安定しているおかげだから感謝するのが当たり前」と言われてから、考え方が変わりました。
新しいことをやらせてもらっている以上は、人より2倍、3倍動かないといけません。そして経験豊富な上司や他部署の人に話してみるなど、行動すること、進み続けることが大切です。
もちろん失敗もありますが、上司にアドバイスをもらい諦めずに次の手を打ったことで大きな数字につながりました。失敗から学ぶことは多いです。新入社員も失敗を恐れず、高い目標に挑戦してほしいです。
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素材・製造・商社面と連動し、新入社員の少し上の先輩たちに仕事のやりがいと面白さを聞きます。