《先輩たちの第一楽章》オンワードホールディングス 髙橋和佳子さん 芯を貫く姿勢が大切

2025/05/20 06:27 更新NEW!


オンワードホールディングス 秘書・広報室兼サステナブル経営推進室 髙橋和佳子さん

 新卒でオンワード樫山に入社しました。研修のジョブローテーションを経て、オンワードホールディングスに出向し、広報を務めています。4月で6年目になりました。対外的な取材提案や社内報の発信などを担当しています。

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 服作りや販売など実務経験がほとんどないまま広報に配属され、当初はうまくPRできるのか不安でした。経験不足が一種のコンプレックスのように感じられることも。それでも、新卒だからこそ持てた新鮮な視点で、社内の様々な魅力に気づける場面が多くありました。その魅力を社内外にきちんと伝えたいという思いが常にあります。

 その一環として取り組んだのが、社内報の動画発信です。配属当時はコロナ下で、社内の動きが特に見えにくい時期でした。最初はスマホで簡単な編集だけしていましたが、独学でパソコンソフトを学び、動画のクオリティーを少しずつ高めてきました。これまで70本以上制作しています。最近では、「取り上げてほしい」と社内から依頼を受ける機会も増えています。

 全ての人が希望通りの部署に配属されるわけではありません。私自身、広報は想定していなかった配属でしたが、そのなかでもやりたいことを探し、信頼できる上司に伝え続けてきました。周囲のサポートを受けながら、少しずつ形にしてきた実感があります。素直さを持ちつつ、「これがやりたい」と芯を貫く姿勢も大切だと感じています。

 素材・製造・商社面と連動し、新入社員の少し上の先輩たちに仕事のやりがいと面白さを聞きます。



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