素材・製造・商社

《26年春夏欧州テキスタイルトレンド㊥》絵画のような技巧のプリント柄

2025/03/05

 約40カ国・地域から1100社が出展したプルミエール・ヴィジョン(PV)パリでは、欧州のテキスタイルメーカーを中心に、絵画のようなプリント柄やハンドペイントも多く見られた。サヴォワールフェール(匠の技)を落とし込...

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尾州産地の「ひつじDX」が進化 産地全体のシステム共同化を構想

2025/03/05

 尾州産地の企業が協同でDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する「ひつじDX」が広がりを見せている。(小坂麻里子) 細分化された各工程の企業が、単独ではできないデジタル課題を解決するひつじDXの進化版と...



《ピエクレックスカンファレンスから㊤》単純廃棄ではない新たな選択肢

2025/03/04

 サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向けてリサイクルを推進する企業が多いなか、異彩を放つのが生分解性繊維を堆肥(たいひ)利用するピエクレックス(滋賀県野洲市)だ。同社が構築を目指す繊維製品の循環インフラ「...



《26年春夏欧州テキスタイルトレンド㊤》シアーで軽やかに 装飾、輝きで華やかさ

2025/03/04

 26年春夏向けの欧州生地見本市では、引き続き透け感が鍵になった。トランスペアレントな素材に刺繍を施したり、ラメ糸やスパンコールで意匠を凝らしたりして華やかな雰囲気だ。プルミエール・ヴィジョン(PV)パリでは、手描...



五泉ニットのナック、自社ブランドで認知拡大 技術光る一着で顧客増やす

2025/03/04

 新潟県五泉市のニット工場のナックは、自社ブランド「ルーティーン」で認知向上に力を入れている。22年秋冬に始め、大手セレクトショップなどへの卸を中心に販路を開拓、顧客も徐々に増えてきた。得意な起毛加工の技術を生かし...



《26年春夏欧州素材見本市から㊦》日本の繊維業を世界に 認証、素材で海外に商機

2025/02/28

 高齢化や、物価高やそれに伴うアパレル消費の減退など日本国内で事業環境が厳しさを増す中、海外戦略が各社共通の重要なテーマになっている。欧州素材見本市に出展した日本企業は、国際認証の取得や環境に優しい素材の開発を訴求...



24年の繊維品輸出 3年連続で減少 主力の織・編み物が苦戦

2025/02/28

 日本繊維輸出組合によると24年の繊維品輸出額は67億7507万ドルで前年と比べて1.8%減少した。3年連続で減っており、2年連続で70億ドルを下回った。円安基調を生かしきれていない。 スフ綿が引っ張ったことで原料...



《26年春夏欧州素材見本市から㊥》評価向上へ認証取得も重要に

2025/02/27

 世界でも環境に関連する法整備が進む欧州。直近では、2月20日にフランスでPFAS(有機フッ素化合物)規制法案が可決された。欧州のテキスタイル企業だけではなく、欧州以外も環境規制への対応が問われている。コスト面など...



サンテイ、ユニフォームブランド「エバーズ」販売開始 ディレクターに中田優也氏

2025/02/27

 縫製業のサンテイ(岐阜県関市)は、ユニフォームブランド「エバーズ」の販売を開始した。クリエイティブディレクターの中田優也氏と協業し、普遍的で洗練されたシルエットのユニフォームを打ち出す。(森田雄也)【関連記事】サ...



第11回ウェアラブルEXPO 従業員の体調管理ニーズ高まる

2025/02/26

 第11回「ウェアラブルEXPO」が東京で開かれた。出展は約40社(大学関係を除く)で前回と比べるとやや増えた。新規や復活出展、新製品の発表もあり、関心を集めた。目立ったのは人の体調モニタリングや、製造現場の業務効...