伊素材見本市ミラノウニカ26~27年秋冬で立体感や躍動感、輝きがキーとなった。秋冬の定番柄のチェックでも、そのテクニックが光る。絣のような見た目の生地も多い。素材本来の柔らかな肌触りもポイントだ。
(関麻生衣、写真=マルコ・ベルトリ)
【関連記事】《26~27年秋冬欧州テキスタイルトレンド㊤》動きを加える技巧 立体感で視覚に訴える
色やラメ、加工で
ラメや色、表面変化で遊び心を加えたチェックが揃った。
モイスマーは、創業時から保存しているデザインから着想を得て作ったチェックのツイードを提案した。もともとはメンズ向けだったが、ラメ糸「ルレックス」の色糸を入れ、レディス向けに華やかにした。

カンジョリが提案するバージンウール100%のチェックは、ピンクと淡いベージュで優しい印象だ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!