素材・製造・商社

コーデュロイ・別珍の静岡・天龍社産地

2016/01/08

「失われつつある産地を残したい」 秋冬ファッションを彩るコーデュロイ・別珍。その国内唯一の産地であり、縮小が深刻化する静岡・天龍社で、コーデュロイの生地ブランド「ベコ」が誕生した。地場の機屋、カッティング加工場、技...

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国内なめしのレザー傾向に変化

2016/01/08

 国内の皮革卸やタンナーが扱うレザーの傾向が大きく変わってきた。新しい価値を生み出すものとして、ピッグスキンの活用が進んでいる。この数年、海外から輸入する牛の原皮価格が上がり続け、牛革の安定供給が難しくなったためだ...



マネキンの京屋 熟練の技を披露

2015/12/18

 「マネキンの制作を見たことがありますか?」ーーマネキンメーカーの京屋(福岡市)は都内で開いた展示会場でアトリエを忠実に再現し、熟練の原型師や、仕上げを担う職人たちが制作・仕上げ過程を実演した。  新作展示会は6...



日鉄住金、動物愛護基準でアンゴラ織物

2015/12/11

 日鉄住金物産はこのほど、独ナチュラファーゼンが供給する中国産アンゴラ「ケアゴラ」を使った織物を開発した。ウール85%、ケアゴラ15%の混率で、主にコート向けを想定。16~17年秋冬向けから製品供給に着手する。 ケ...



ユニチカT、アスリート想いの新素材

2015/12/04

 ユニチカトレーディングは17年春夏向けスポーツ素材で、アスリートの1日を想定し、シーン別の機能を提案する。また、熱中症予防で注目される暑さ指数(WBGT)に着目し、同指数に影響する湿度軽減の吸放湿ナイロン「ハイグ...



売り場で語れる原料のストーリー性

2015/12/02

 16~17年秋冬メンズカジュアル向けで、原料や糸からの差別化が加速している。「売り場で語れる原料のストーリー性が重要」(川越政)、「マネキンに着せて目を引く意匠もの」(カゲヤマ)など、店頭での差別化となる素材にニ...



東レ、高伸縮ナイロン開発

2015/12/01

 東レは、サイドバイサイド型ナイロンを使い、従来のナイロン捲縮(けんしゅく)糸の2倍の伸縮性を持たせたストレッチ素材を開発した。ポリマーの一部に植物由来原料を使い、この特徴もアピールする。また、これを機にPTT(ポ...



カシミヤをもっと白く、東洋紡糸工業

2015/11/26

 カシミヤ紡績の東洋紡糸工業は、動物繊維の物性や風合いを維持しながら、白度を高める紡績技術を確立した。16~17年秋冬向けから、「E‐FILU」(イーフィール)として本格的に糸売りを始める。 耐光堅牢度など物性の問...



YKK、独デザイン賞受賞

2015/11/24

 YKKは金属ファスナー「エクセラ」の新シリーズ「エクセラブレード」=写真=で、「ドイツ・デザイン賞2016」のライフスタイル部門・ウィナー賞を受賞した。 同ファスナーは伊にあるYKKヨーロッパのR&Dセンターで開...



ニューヨークでベンガラ染め広まる

2015/11/19

ベンガラ染め 日本の手織り手法「さをり織り」をニューヨークで教えている「ループ・オブ・ザ・ルーム」は、3年前からベンガラ染めのワークショップも開催している。 ループ・オブ・ザ・ルーム創立者の佐藤根有可子さんによると...