アレッサンドロ・バルベリス・カノニコMU会長 トレーサビリティー、人材確保が急務

2023/02/03 12:00 更新会員限定


アレッサンドロ・バルベリス・カノニコMU会長(マルコ・ベルトリ写す)

 【ミラノ=三冨裕騎】コロナ禍を乗り越え、再び活気が戻りつつある国際素材見本市ミラノウニカ(MU)。アレッサンドロ・バルベリス・カノニコMU会長に、現状と今後の課題について聞いた。

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 ――会場の雰囲気は。

 まだ集計中ですが、1日目の来場者は外国人バイヤーが前回展に比べ50%増えていると聞いています。日本、アメリカ、韓国が特に増えているようです。中国からの来場は春節(旧正月)とかぶってしまったこともあり少ないですが、日程の変更などは特に考えていません。各社は来週からそれぞれ顧客の中国企業に営業し、スワッチを送るなどしてオーダーを取っていくでしょう。ミラノウニカ上海は現在休止していますが、今年秋には開催できると思います。

 ――レディス向けにも力を入れてきた。

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