コラム

《視点》より高度な開発へ

2020/10/14

 今年に入って急速に増えだしたのがペットボトルのリサイクル素材だ。特に新しい素材ではないのだが、サステイナビリティー(持続可能性)の視点が普通になってきたということだろうか。ペットボトルだけではないが、環境への配慮...

もっとみる



《めてみみ》今できること

2020/10/13

 定点観測で取材するセレクトショップの雰囲気が暗い。売り上げの落ち込みが続いているからだ。都心の路面店や旗艦店は豊富な品揃えと日本人から訪日外国人まで客層が幅広いのが強みだ。 しかし今、国内客は都心での買い物を避け...



《視点》ヒントは常識の中に

2020/10/13

 先週の日曜日の朝、ふと目にしたテレビ番組に感心させられた。そのテレビ番組は、ビジネスのちょっとした工夫で業績を改善した事例などを紹介する番組だ。 その時紹介されていた企業は豆腐の相模屋だった。簡単に話の内容をまと...



《めてみみ》密着よりも、粘着で

2020/10/09

 「離れられないように粘着度を高めていくことが大切」。阪急阪神百貨店の山口俊比古社長が強調している。「密着」ではなく「粘着」だという。四六時中ピタッと寄り添うような密接な関係でなく、少し離れる時もあるが、最終的に「...



《視点》明るいニュース

2020/10/09

 気が付くと暗い話が頭の中のほとんどを占めている。世界で広がる様々な「分断」とそれをあおる人たち、争い。地球温暖化と気候変動と災害。まだたくさんある。そしてコロナ禍とファッションビジネスの激変、不安。そんな毎日で先...



《めてみみ》「など」による混乱

2020/10/08

 記事で「など」を使ってしまうことがある。多くの事例がありながら、絞り込んで書かなければならない際に便利だからだ。ただし、「など」に何が含まれるのかが明確でないため、具体性が求められる新聞記事で使うのは好ましくない...



《視点》CFの陳腐化

2020/10/08

 「最近のクラウドファンディング(CF)サイトは商売気が出てきている」とある経営者が教えてくれた。 オール・オア・ナッシング型よりも手数料が確実にCFサイトに入るオールイン型を勧めてきたり、目標金額を低く設定し、す...



《めてみみ》うなぎの寝床

2020/10/07

 「長きにわたるご愛顧ありがとうございました」。このホームページの一文は京都の老舗料亭、幾松のもの。コロナ禍にあって、仕出し料理や持ち帰り弁当など企業努力を重ねたようだが、持ちこたえられなかったようである。京都観光...



《視点》好調の秘訣

2020/10/07

 知り合いの整骨院の話を聞いて驚いた。コロナ禍以前よりも客数が増え、従業員もくたくたに疲れるほど。緊急事態宣言下でも感染防止に努めつつ営業を継続し、さほど客数は減らなかった。最近はコンビニよりも店が増え、競争は高ま...



《めてみみ》このタイミングで

2020/10/06

 ユニクロは今秋から店頭で回収した使用済みの自社製品をリサイクルし、新たな商品に作り替え、販売する「リ・ユニクロ」を開始した。ダウンジャケットから始め、回収、分別、再製品化の仕組みを他の商品でも作るという。 無印良...