コラム

《視点》経済活動は止まらない

2022/11/22

 「なぜコロナ前の延長線上の数字(業績)にこだわるのか。もうニューノーマルの時代に転換している。そこからの成長を考えればいい」。そう言い放つのは現金卸業者の4代目後継者。彼は大学卒業後、アクセンチュアを経て家業に入...

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《めてみみ》「傷だらけの天使」

2022/11/21

 自らのファッションのルーツを振り返ると、少年時代に見たテレビドラマ「傷だらけの天使」の存在がある。若き日の萩原健一さんと水谷豊さんが登場する70年代のドラマ。ファッション関係者にもファンが多いが、今の若い世代には...



《めてみみ》強まる耐性

2022/11/18

 コロナ禍をくぐりぬける中で経営者の事業環境の変化に対する耐性がついてきたと感じる。「前期が悪すぎた」こともあるが、繊維を手掛ける商社の業績が回復してきた。 行動制限緩和による人流の戻りが大きい。ただ事業環境が良く...



《めてみみ》節目の「独身の日」

2022/11/17

 中国のEC市場で最大商戦のダブルイレブン(独身の日)が終わった。14回目の今年は、年々伸びていたアリババの売り上げが前年並みにとどまり、京東も同業より良い結果という微妙な表現だった。いずれも初めて数値を公表しなか...



《視点》アパレル小売りは限界?

2022/11/17

 アパレル小売り企業がこれからの時代、生き残るためには――。日々、考えさせられる問いだ。服が売れなくなったと言われ、コロナ禍がその陰を一層濃くしたが、ファッションが好きな人も一定数いる。実際、元気な個店専門店もある...



《私のビジネス日記帳》紳士靴と婦人靴のシームレス化 横瀬秀明

2022/11/16

 服装文化において、男性と女性のアイテムの差が少なくなっていると思います。靴でいうと、近年のアウトドアやスニーカーのブームはそれを加速させました。ユニセックスで取り扱いのある靴のブランドを輸入して販売している当社は...



《めてみみ》着用率

2022/11/16

 11月に入り、やっと秋らしい気候となってきた。週末に出かけた富士山麓(さんろく)はすでに紅葉も始まっており、本格的な冬の到来も間近だ。バイクのツーリングチームとの合同の旅行だったが、バイクチームは全員、もこもこの...



《視点》ネーミングの魔力

2022/11/16

 ソバー・キュリアス(Sober Curious)という言葉を聞いたことがあるだろうか。酒に弱くなくてもあえて飲まないことを指すという。若者を中心に増えているといい、私は姉妹そろって当てはまる。 酔いたくないとか、...



《めてみみ》復活の手応え

2022/11/15

 伊勢丹新宿本店の22年4~9月売上高は1474億円(前年同期比38.4%増)となり、08年の統合後で過去最高に達した。新型コロナによる行動制限がなくなり、客数が上向いたことに加え、高額品を中心とした消費が復調して...



《視点》古くて新しい定番服

2022/11/15

 23年春夏レディスコレクションは、カジュアルな定番服が有力トレンドとなった。白いタンクトップやGジャンに、デニムパンツやカーゴパンツ。それは拍子抜けするほど普通の服だが、なるほど今の気分がうかがえる。 まずはシル...