11月に入り、やっと秋らしい気候となってきた。週末に出かけた富士山麓(さんろく)はすでに紅葉も始まっており、本格的な冬の到来も間近だ。バイクのツーリングチームとの合同の旅行だったが、バイクチームは全員、もこもこの中わた系のアウター。ライダーズジャケットは一人も着ていない。考えてみれば、この季節の高速道路移動でバイカーたちはレザーのライダーズジャケットだけで寒さはしのげない。
コロナ禍を経て、自分のワードローブにも変化があった。外出の減少もあり、以前は大好きだったコートの着用が減り、代わってジャージーのセットアップの着用率が増えた。家で着るだけでなく、ちょっとした買い物にも着ていけるおしゃれ着としてのジャージーセットアップが便利だ。
これから冬に向けてのワードローブでも、コートよりも中わたのアウターの着用率が増えそうだ。暖かくて、なんといっても軽い。ダウンのアウターなど、アウトドアで使われる機能性の高さは折り紙付きだが、ファッションとしてのデザイン性の高いものもずいぶんと増えた。
ジャージーのセットアップも中わた入りのキルティングアウターも、いわばスタンダードアイテム。秋冬のトレンドでもあるスタンダードアイテムをデザインで変化させたものが、我が家のワードローブでも主軸となりつつある。