《めてみみ》前に進む
2023/05/11
「リサイクルは本当に必要か。消費者への押し付けになってはいないか」。最近の取材で心に引っかかっている言葉だ。 「商売は顧客のニーズを超えることで成り立つ。良い物をできるだけ安く、必要な時に、必要な分だけなど。しか...
2023/05/11
「リサイクルは本当に必要か。消費者への押し付けになってはいないか」。最近の取材で心に引っかかっている言葉だ。 「商売は顧客のニーズを超えることで成り立つ。良い物をできるだけ安く、必要な時に、必要な分だけなど。しか...
春は人事異動の季節。大手企業となると数百人単位の昇格や異動が発表されるので、繊研新聞を含めて各メディアではそれを人事情報として報じている。新トップの就任なら写真や経歴を入れた社長交代記事として、部課長以上なら人事...
この業界にいると耳にするのが、「もう新しいデザインは出尽くした」とか、「もう新しいという概念自体を変えていかなくては」というような声だ。しかし、それは歴史の中で何か革命的なことが訪れる前に、常に起こってきた既存体...
大型連休を日本で過ごしたため映像や体験談のまた聞きになるのだが、中国の5月1~4日の労働節連休は、観光地が人で埋め尽くされた。発表によると国内観光旅行者は2億7000万人、19年比で19%増。その数字以上に映像や...
ここのがっこう受講生による展覧会を見てきた。舞台は山梨・富士吉田。織物の産地である街全体に、学生たちの自由な表現が散りばめられた。表現方法は幅広く、ファッションとは何かを考えさせられた。感情に訴えるものは全てファ...
ゴールデンウィーク(GW)は駅や空港が混雑し、各地でコロナ禍前のにぎわいを取り戻した。遠出のレジャーを楽しむ一方、家族でゆっくり過ごす人も少なくない。都内百貨店では親子3世代や家族での来店が多かった。 それを反映...
新しい眼鏡を買った。仕事の日は着けられないようなへんてこな形だ。特殊なレンズの加工が必要だったため、後日取りに行くと、保冷機能が付いたバッグに入れて渡してくれた。新しくなったショッパーで、「よかったらお弁当入れに...
中国は「国貨」時代といわれている。国貨とは国産品のことで、中国生産を指す。ひと昔前まで中国は欧米や日本製を好む人が多かったが、若い世代は輸入品へ憧れを抱くこともなく、品質の上がった中国産を良しとして選ぶ傾向が強ま...
新型コロナウイルス感染症の位置づけが5月8日、季節性インフルエンザと同じ5類になる。規制がほぼなくなり、感染症対策は事業者の自主的判断に委ねられる。マスク着用が3月13日から個人判断になったが、大手小売業の多くが...
コロナ禍で大きな打撃を受けた大手紳士服専門店も今春の売り上げは回復してきた。ヤマ場の就活やフレッシャーズ商戦が堅調だった。リモートワーク中心だったのが、出社が増えたことで、スーツ離れが加速したビジネスマンの需要も...