専門店

増える専門店の期間限定店 相乗効果は“自店らしさ”を発揮してこそ

2024/12/12

 期間限定店を出す個店専門店が増え続けている。自店がない大都市に出すケースが多く、新規客の獲得、EC購入客との結びつき強化などを狙っている。手応えが良い店は、当たり前だが、強みや特色を持ち、普段運営する常設店が元気...

もっとみる


ゴッシュ代表 末廣幸大さん 情報重視し最良の提案を

2024/12/12

 完全予約制のメンズ専門店「ヴィアレスタ」(名古屋)を運営するゴッシュ代表の末廣幸大さんは、情報の収集・分析を軸に、専門店運営に生かしている。同店は今年夏に移転し、完全予約制の運営を始めた。普段はギャラリースペース...



パーティーやナイター営業で新規客を獲得する専門店 品揃えプラスαで店に愛着

2024/11/28

 個店が新たな来店価値の創出に力を入れている。地方をはじめ、商業地から外れた立地にある専門店では、来店動機や新規客との接点を自ら取りに行く必要がある。ナイター営業や、パーティーなど独自のイベントを通じて、店と客、客...



カワノ社長 川野勝広さん 歌舞伎町の流行と独自のバランス

2024/11/28

 ネオンきらめく東京・歌舞伎町にほど近い新宿三丁目で、メンズ主力のセレクトショップ、カワノを運営している。 顧客は、流行に敏感で個性を求める「夜の街」の男性たち。仕入れは国内ブランドと東京やパリのファッションウィー...



早期に事業承継した福島市のラージ 長く現場を支えてきたスタッフが財産

2024/11/14

 福島市郊外でファミリー客を中心に長年にわたり愛されてきたセレクトショップ「ラージラブタウン」を運営するラージは、昨年9月に創業者の高橋義和氏(現会長)から長年現場を支えてきた38歳の渡邉学氏(新社長)へ事業承継し...



地域に根差した専門店 購買動向や気候の変化でMD見直し急務に

2024/10/31

 地域に根差し特色ある顧客基盤を持つ専門店が、長引く残暑や暖冬といった気候や購買動向の変化に対応しようとMDの見直しに踏み切っている。繊研新聞が全国の専門店に調査したところ、店舗数が10以下の回答企業14社のうち1...



大阪・南船場のレディス古着店「マレ」 丁寧な接客で“似合う古着を”

2024/10/31

 大阪・南船場の「MARE」(マレ)は、アメリカからの仕入れ品やハイブランドのビンテージ品を扱うレディス古着店だ。異なるテイストやジャンルをミックスしたスタイリング提案が得意で、学生から高感度層まで幅広くファッショ...



「メンズが少ない町」の定説を覆す 東京・自由が丘の個性派専門店

2024/10/17

 高級住宅街で商業地としても知られる、東京・自由が丘。再開発が進み、街並みの変化が続いているが、新旧の個性豊かな個店が多数あるのも特徴だ。特にマダム、ファミリー層向けのライフスタイルショップやレディス専門店が多く、...



ローカルでも広範囲から集客する専門店 店主の思いは店に宿る

2024/10/03

 ローカルでも地域を超え、県を超えて客が訪れる店がある。駅近でもなく幹線道路に面しているわけでもなく、目立つ店構えでもない。それでも今日もまた誰かが、店主との会話と唯一の商品、無二の品揃えとの出合いを楽しみに店の扉...



東京出店が目立つ地方の個店 激戦区で埋もれない店をどう作る?

2024/09/19

 地方都市の個店が生き残るには東京での発信が不可欠――。商圏人口や東京など大都市との距離感などによって異なるが、地方の個店の集客力に限界を感じつつも、東京での新たな出会い・体験を地元にフィードバックすることで本店の...