個店専門店の間で、オリジナル商品（ブランド）の提案が目立っている。セレクトしているブランドの商品は他店も扱うし、ネットやECで探して買うこともできる。そんな中で、自店の強みをうまく発揮し、ここでしか楽しめない、買えないオリジナルが、店の差別化として重要になっている。オリジナルが好評で、売り上げを伸ばし続けている元気な店を探ってみた。
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「フォート・ジェネラル・ストア」（滋賀県草津市）
〝ドキドキ〟を生地から実現
滋賀県草津市のメンズセレクト店「フォート・ジェネラル・ストア」は、オリジナル「エイジオールド」で、顧客を楽しませ、売り上げを伸ばし続けている。米国で見つけたデッドストック生地を活用し、国内で物作りするなど、「自分もドキドキするような提案」（福井基記代表）を心掛け、差別化している。
同店は米国や古着が好きだった福井代表が16年3月にオープン。「オアスロウ」「アボンタージ」「スティルバイハンド」「リゾルト」など大人向けのアメカジを提案している。古着をミックスした品揃えも特徴で、ブランドの新作が充実する期初以降も鮮度のある売り場を実現している。
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