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アパレルメーカーの「脱・中国」を考える ゆらぐ「世界の工場」ビザ免除で今後は

2024/12/09

 量販店向けレディスアパレルメーカーが進めている中国からの生産地シフトについて、11月18日付で報道した。第三国への移転が進む一方で、依然、メインの生産国として存在感を放つ中国。トランプ前米大統領の当選でリスクが高...

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百貨店×欧州ブランド古着店 両者にメリット、新たなチャンス

2024/12/09

 古着ブームが続く。東京・下北沢が〝聖地〟化する一方、地方の商店街では古着屋の出店が急増している。古着が市場にあふれる中、さらなる進化を遂げる欧州ブランド古着を扱う小さな事業者が、高級ブランドが並ぶ百貨店に注目され...



《マスイユウのファッションロードトリップ》オスロ・ランウェー編 エッジ利かせた若手に注目

2024/12/06

 25年春夏コレクションのロードトリップは北欧からスタートした。2015年から開催されている「オスロ・ランウェー」は、二つの若手デザイナーのイベントで幕を開けた。(ライター・益井祐)【関連記事】《マスイユウのファッ...



エイガールズ社長 山下智広さん 和歌山を盛り上げ、産地に活気戻す

2024/12/06

 〝ニッチトップ〟を狙った物作りで海外からも注目されるテキスタイルメーカー、エイガールズ。歴史ある紀三井寺が建つ、早咲き桜と名水で有名な和歌山県の名草山のふもとに広がる丸編み産地に、52年前に創業した。家業を継ぎ、...



旭化成 ベンベルグ事業部長 橋本薫氏 前倒しで生産再開を目指す

2024/12/06

 旭化成が世界で唯一生産するキュプラ「ベンベルグ」は、工場火災前の90%弱の水準へ設備復旧を進めている。再開は26年4月がめどだが、各用途で販売好調が続いているため、前倒しの生産再開を目指し、それに向けた生地開発も...



《素材メーカー・商社の24年4~9月決算分析⑤》繊維専門・メーカー系商社繊維部門 価格改定、構造改革進め堅調

2024/12/06

 繊維専門・メーカー系商社繊維部門の24年4~9月決算は、前年同期がコロナ禍からのリベンジ消費の追い風で好調な企業が多かっただけに苦戦が予想されたが増収増益が目立ち、堅調といえる。 原材料費の高止まりや円安基調によ...



商社繊維事業、再編の動きが加速 アパレルOEMに難しさ

2024/12/06

 総合商社の繊維事業を中心に再編の動きが加速している。三菱商事は保有する三菱商事ファッション(MCF)の全株式をワールドに売却することを決めた。MCFは25年2月末、ワールドの完全子会社になる。総合商社が繊維、アパ...



ピエクレックスの循環インフラ「P-FACTS」 自治体や企業パートナー増える

2024/12/06

 村田製作所の100%子会社であるピエクレックス(滋賀県野洲市)が推進する繊維製品の循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)がじわじわと広がり始めた。ピーファクツは、電気の力で抗菌するポリ乳酸(PLA)ベース...



百貨店ファッションジュエリーの秋冬商戦 客数横ばい、客単価は上昇

2024/12/06

 有力百貨店ファッションジュエリー売り場の秋冬中間商戦(10~11月)は、客数がほぼ横ばい、価格改定の影響もあり客単価が10%前後向上した店舗が多い。地金感のあるチェーンネックレス、ごほうび感のあるダイヤモンドジュ...



帝人フロンティア 「ソロテックス」で多様な製品開発 新たな注目はデニムアイテム

2024/12/05

 帝人フロンティアはPTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維の「ソロテックス」で、様々な製品開発を進めている。11月には発売22周年を記念してニュウマン新宿で展示会を開き、七つの特徴や採用事例を紹介した。ドクタ...