若手クリエイターとジーンズメーカー、エドウインがアップサイクルの新プロジェクトを立ち上げた。タイ人のデザイナー、ラロパイブン・プワデト氏がクリエイティブディレクター、デニムを得意とするベストリペアの石澤駿氏がデザイナーを務める「アズ・イヤーズ・ゴーズ・バイズ・アブランクページ」で今春の東京コレクションに参加し、ランウェーショーを開いた。今後は受注生産での販売なども検討しており、「SDGs(持続可能な開発目標)を切り口に、プロジェクトの輪を広げたい」としている。
(大竹清臣)
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型落ち、規格外を活用
同プロジェクトは、ユニセックスブランド「アブランクページ」のデザイナー、プワデト氏がドレスメーカー学院の生徒時代にエドウインの細川秀和氏からデニムの講義を受け、数年後に再会したことがきっかけ。タイでもジーンズ人気が定着しており、信頼度の高い日本製ジーンズ企業、エドウインとアップサイクルの取り組みを始めた。