キャラクターグッズや生活雑貨を扱うQ-LiA(クーリア、大阪市)が手掛けるキャラクターの「しずくちゃん」。デザイナーのぎぼりつこ氏が製作した、滴がモチーフのキャラクターだ。
【関連記事】「ボンボンドロップシール」 メーカーも想定外のヒット 平成女児ブームで大人も購入
03年に『しずくちゃんちいさなしずくのようせいたち。』が発行され、今は44巻まで販売している。動画配信者のようなその時々のトレンドを取り入れたり、スピンオフ作品が出たりするなど20年以上経っても人気は続いている。
24年には、東京でコラボレーションカフェを開催。その告知のためにSNSでしずくちゃんのイラストを掲載したところ、多くの反響があった。そこに平成レトロブームも重なり、小さな子供から若年層にまで広まった。かつて好きだった親と共に、親子二世代で楽しんでいる人もいるという。
関連グッズもファン層に合わせて拡充した。以前は子供が手に取りやすいメモ帳やペンといった文房具が主流だったが、現在は20代でも手に取りやすい製品を意識したものが中心だ。ボンボンドロップシールやぬいぐるみ、ランダムグッズなどラインナップは充実している。
しずくちゃんやSNSで反響の大きかった生クリームの妖精ほいっぷちゃんのほか、鼻血がモチーフのはなぢくんや泥水の妖精であるどろろんなどキャラクターの顔ぶれは多い。「人によって思い入れがあるキャラクターは様々」だ。「しずくちゃんシリーズの魅力は絵本やアニメなどで各キャラクターの内面をより深掘りしていること。今後はその魅力も推して発信していきたい」としている。
(果)
