DtoC(消費者直販)レディスブランド「アンミヌ」は10月8~14日、阪急うめだ本店4階の「イットコンテンポラリー」で期間限定店を開き、連日にぎわいを見せた。25~26年秋冬の新作を先行販売したほか、子供服ライン「アンミヌベビー」も揃え、リンクコーディネートが楽しめる提案を繰り出した。
同ブランドは、30~40代をメインターゲットに、等身大で楽しめるフェミニンスタイルを提案している。期間限定店では、フラワーレースのブラウスや、レースの襟付きニットプルオーバーなどを提案し、初日で完売したアイテムもあった。

アンミヌベビーは25年春夏に始めたばかり。レディス服のデザインをもとに、親子でリンクコーディネートができる子供服を打ち出している。今秋冬は、小さなハートの刺繍をちりばめたワンピース(税込み1万1000円)や、ハンドメイドのスタイ(4000~5000円台)、ヘアターバン、ヘアピンを販売している。

同ブランドの25年4月期の売り上げは、前期比横ばいの2億5000万円。今期も引き続き、東京や大阪、名古屋の百貨店で、期間限定店を出していく。11月5~8日には、ジェイアール名古屋高島屋、12月上旬には大阪・南船場のレンタルスペース「イマジンアンドデザイン」で実施する。
期間限定店の売り上げの1割程度をインバウンドが占めているという背景もあり、中国のSNS「小紅書」(レッド)での発信も強化する。
なお、アンミヌベビーは、子供服専業のアパレル企業との協業も見据えている。
