DtoCレディスブランド「アンミヌ」 阪急うめだ本店の期間限定店がにぎわう

2025/10/24 06:26 更新NEW!


阪急うめだ本店4階の「イットコンテンポラリー」で実施した期間限定店。連日にぎわった

 DtoC(消費者直販)レディスブランド「アンミヌ」は10月8~14日、阪急うめだ本店4階の「イットコンテンポラリー」で期間限定店を開き、連日にぎわいを見せた。25~26年秋冬の新作を先行販売したほか、子供服ライン「アンミヌベビー」も揃え、リンクコーディネートが楽しめる提案を繰り出した。

 同ブランドは、30~40代をメインターゲットに、等身大で楽しめるフェミニンスタイルを提案している。期間限定店では、フラワーレースのブラウスや、レースの襟付きニットプルオーバーなどを提案し、初日で完売したアイテムもあった。

阪急うめだ本店での期間限定店は1年ぶり。「阪急百貨店だからこそ出会えるお客さんもいて最高です」と大橋あゆみプロデューサー

 アンミヌベビーは25年春夏に始めたばかり。レディス服のデザインをもとに、親子でリンクコーディネートができる子供服を打ち出している。今秋冬は、小さなハートの刺繍をちりばめたワンピース(税込み1万1000円)や、ハンドメイドのスタイ(4000~5000円台)、ヘアターバン、ヘアピンを販売している。

子供服ライン「アンミヌベビー」のハート刺繍ワンピースは、レディスで同刺繍のブラウスもある

 同ブランドの25年4月期の売り上げは、前期比横ばいの2億5000万円。今期も引き続き、東京や大阪、名古屋の百貨店で、期間限定店を出していく。11月5~8日には、ジェイアール名古屋高島屋、12月上旬には大阪・南船場のレンタルスペース「イマジンアンドデザイン」で実施する。

 期間限定店の売り上げの1割程度をインバウンドが占めているという背景もあり、中国のSNS「小紅書」(レッド)での発信も強化する。

 なお、アンミヌベビーは、子供服専業のアパレル企業との協業も見据えている。



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