「ボディソング」 東京・江古田に旗艦店 ジャンルレスな空間

2025/12/17 10:59 更新NEW!


ブランドの在り方そのままに、多様な要素を内包する「ニューポリシー」

 ファッションブランド「ボディソング」は12月21日、初のフラッグシップショップ「ニューポリシー」を東京都練馬区の江古田にオープンする。

【関連記事】「ボディソング」が大阪・関西万博のユニフォームを制作 不用になった白シャツをパッチワーク

 ニューポリシーは、ブランドの在り方そのままに、多様な要素を内包する〝ジャンルレスな空間〟として運営する。ボディソングの旗艦店であることにとどまらず、コンセプトショップ、ギャラリー、古着店、リサイクルショップ(買い取り予定なし)としての側面を持ち、さらにはガジェット・家具なども販売する予定。スタッフが「ユーモア」や「ウィット」な雰囲気を感じる、好奇心を刺激するアイテムをセレクトし、既存のショップ像にとらわれない姿勢を体現していく。

 内装はビンテージ・インテリアショップ「ユーアーウェルカム」を営む矢口周太郎氏が担当。無機質な要素をベースにしながら、照明、インテリア、質感のバランスでエッジを利かせた空間に仕上げた。店内中央に配されたシンボリックな照明・棚は、ニューポリシーの象徴となる存在。ブランドの解釈とインテリアデザインが融合した、新しい価値観を刺激する空間となる。

店内中央に配されたシンボリックな照明・棚

 営業形態も、基本は〝不定期営業〟。営業日・イベント・取り扱いアイテムについてはSNSで随時告知し、ゲリラ的な運営を予定している。オープン時には、限定アイテムやB品などの通常通り売ることができなかったアイテムをカスタマイズしたアップサイクル商品も販売する予定。

 ボディソングは、〝インプロビゼーション〟をメインキーワードとした、ユニセックスブランド。ビンテージ素材を新たなプロダクトへと再構築するのが創業当初からブランドの代表的な手法としている。デジタル技術から染めや有松絞りといった伝統的な加工まで幅広く取り入れ、近年では3DやAI(人工知能)を使用したブランド運営や服作りも行う。ミュージシャンへの衣装制作、アートやデザインのプロジェクトへの参加、各界のクリエイターとの協業も多い。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事