ユニクロは9日、アレキサンダー・ワンと協業したヒートテックを発売する。03年の発売以来、冬の肌着として定着したヒートテックにデザイン性やファッション性を付与することで着用シーンを広げ、新たな客層拡大を狙う。
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「ユニクロ・アンド・アレキサンダーワン」のヒートテックはメンズ6型、ウィメンズ10型を企画した。レギュラーのヒートテックと「極暖」があり、下着やウィメンズでボディスーツもある。価格は990~3990円(本体)。
ヒートテックのTシャツは編み地を従来とは変え、脇部分に切り替えを施すことでより身体にフィットしながら動きやすいデザインにしてあるほか、タンクトップなどでリブ編みをバイアスに組み合わせ、デザイン上のアクセントを加えた商品もある。
今回の協業に関してユニクロR&D統括責任者の勝田幸宏執行役員は「アバンギャルドでありながら、品のあるデザインがデザイナーであるアレキサンダー・ワン氏の強み。ヒートテックの機能性は浸透しているが、今回の協業でよりファッションの側面を強化し、防寒だけでなく、ヒートテック自体を見せる着こなしやジムでワークアウトする時にも着てもらいたい」と話す。
協業商品は日本を含む20カ国・地域で販売する。日本では全店舗とオンランストアで販売する。
