東レ合繊クラスターは6月27日から東京・原宿で第13回総合展を開催している。アフターコロナのライフスタイルの変化やサステイナビリティー(持続可能性)の関心の高まりに対応し、生地400点、製品100点を企画した。衣服の蓄積臭を防止する加工や、アウトドア向けを狙った難燃・耐切創素材を新たに開発した。
(中村恵生)
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北陸を中心とした産地企業などで構成し、会員企業の繊維加工技術を融合して開発した素材・製品を紹介する場として10年から開いている。コロナ下の20年はオンライン、21年は中止し、昨年3年ぶりにリアル開催を復活した。
髙木義秀副会長兼マーケティング推進部会長は、「会員メンバーを見ていてもエネルギーにあふれており、それを感じてもらいたい。この3年を取り戻す構えで成長を目指したい」と話す。また、「前回、お客からサステイナブルのニーズが出され、リサイクルやバイオ素材の数をさらに充実させた」(立石洋三総合展リーダー)。
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