エイガールズは海外への訴求を強めている。今年は世界の素材見本市に積極的に参加。和歌山の良質な丸編みや地元の企業が連携する「和歌山ニットプロジェクト」(WKP)の製品、他産地との協業が好反応だ。
(関麻生衣、写真=マルコ・ベルトリ)
7月に開かれたミラノウニカ(MU)では、素材を五つのカテゴリーで見せた。初めて紹介したのは、第一ニットマーケティング(新潟県見附市)と協業するセーターOEM(相手先ブランドによる生産)だ。2社が得意とする編み組織は異なるが、ニット産地の企業が組んで何かできないかと模索し、今年2月のMUを一緒に視察して企画にあたった。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!