謎解き専門アパレル「トキキル」 渋谷の小学生と暗号付きの服を制作

2025/02/14 06:26 更新


各クラス1点ずつ製作し、校内で先行販売した

 「解けないと買えない」がコンセプトの謎解き専門アパレルブランド「トキキル」(運営はトキキル、長嶋くるみ代表)は、東京・渋谷区立神南小学校と、渋谷で暮らす小学生だからこそ知る渋谷の様々な魅力をテーマにした暗号付きの服を作った。

 トキキルのスタッフが講師となり、謎解きの楽しさを改めて伝え、ひらめきのある謎の作り方や難易度の調整方法、デザインなどの特別授業を行った。同校の5年生全92人が参加し、個人やグループで合計35個の謎解きを作成。その中から各クラス1テーマずつ計3点(渋谷の名所を謎にする、広い地球の中で渋谷に注目してほしい、渋谷の多様性とカラフルさを伝えたい)を選び、デザイナーや漫画家、謎作家、縫製工場などと商品化した。

小学生92人と暗号付きの服を企画

 同校の校内イベントで先行販売し、2月11日には区立北谷公園で一般販売イベントを開いた。トキキルの期間限定店でも販売する。

 トキキルは一見普通の服に暗号を隠し、謎を解くと購入できる。期間限定店などリアルイベントを中心に販売し、最近は暗号や謎を解かないと買えない独自の販売システムを使ったオンラインイベントも行っている。



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