パリ左岸ボン・マルシェ裏話(松井孝予)

2018/03/13 13:28 更新


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本館1階特設コーナー

LET'S GO LOGO !

キョー烈ッゴー LBM !!

 " LBM " って何?_

フランス語読みだと、「エル・ベー・エム」。タイトルの「レッツ・ゴー・ロゴ!」の冒頭にふさわしい質問じゃないですか!

パリ左岸の百貨店、ボン・マルシェなんですけどね。フランス語で、「 LE BON MARCHÉ RIVE GAUCHE / ル・ボン・マルシェ・リヴ・ゴーシュ」が正式店名なのです。

リヴ・ゴーシュは左岸という意味。「マルシェ」は男性名詞なので、定冠詞の男性単数形「ル」がついて、略してLBM。

さてさて、このLBMがパリファッションウィークと同時にスタートさせた春の大イベント " LET'S GO LOGO ! "が、驚きなんですよ〜。

「あの」ボン・マルシェ、毎年春のイベントにはビックサプライズが待っているのですが、今年は特にキョーレツです。

「セリーヌ」
「クリスチャン・ルブタン」
「カルヴェン」
「サカイ」

ファッション、ビジュー、ウォッチ、グルメ、ライフスタイル、コスメ、PBブランド(LBM、メンズ「バルタザール」、グルメ「ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ、オンライン「24SÈVRES」)、etc. 全館挙げて130以上のブランドがLBMのこのイベントのためだけにカプセルコレクションを用意。

「アクネストュディオズ」「セリーヌ」「カルヴェン」「クリスチャン・ルブタン」「デルヴォー」「エレス」「フレッド」「メゾンキツネ」「コシェ」「ロエベ」「メゾン・ミシェル」「サカイ」「イヴ・サンローラン・ボテ」、キリがないのでこちらのサイトでどうぞ!

「ゲラン」のハチミツ、とか、「ポール・スミス」のイワシ缶、とか。奇想天外ヴァージョンも多数。そうそう、ブラックボディのBDKも。これリキッドの洗濯洗剤。

「ポール・スミス」のイワシ缶

そしてこのイベントのスペシャルゲストは「オフ-ホワイトc/oヴァージルアブロー」と「ローラ・ジェームス・ハーパー」。

「オフ-ホワイトc/oヴァージルアブロー」は本館3階に、OFF-WHITE左岸流カフェテラスにカプセルコレクションを並べ、カウンターではオーガニックのベジタリアンブランド " Wild & the Moon "のファッションウィークサバイバルトートバック(コールドプレスジュース、抹茶のスナックなどなど)が3月31日までオーダーできます(これだけでなく他にもいろいろあり)。

「オフホワイト・カフェ」

ライフスタイルレーベル「ローラ・ジェームス・ハーパー」は初のファッションラインの独占販売や、ロゴ入りバスケットボールで遊んだりと、ユニークなコンセプトでホテルのロビーのような空間を創ってます(本館2階)。

「ローラ・ジェームス・ハーパー」


ロゴのバックステージを知りたい

LBMのモードディレクター ジェニファー・キュヴィリエさんインタヴュー!

ストレートにロゴを投げたらつまらない。

そこをスマートなクレイジーイベントにしてしまったのがボン・マルシェのファッションディレクター、ジェニファー・キュヴィリエさん(ご本人もとってもスマートな美女)に、イベントの舞台裏をお聞きしました。

ジェニファー・キュヴィリエさん
ボン・マルシェのファンションのメッセージを伝えたい

冬のセールが終わり、新しいコレクションがボン・マルシェに並びます。毎年春のイベントは、私たちのお客さまへボン・マルシェの今シーズンのファッションの大切なメッセージを伝える手段なのです。他店と一線を画す、今までにないメッセージを! それにファッションウィークが重なりインターナショナルな反響も得られます。

もちろん当店のECサイト、24 Sèvres / ヴァンキャトル・セーヴル(昨年7月に世界75か国で立ち上げられた)で世界に広めることもできます。でもボン・マルシェの実店舗は世界でひとつだけ。パリ左岸へ来ていただきたい。


どうしてロゴ?

敢えてファッションに真面目に向かい合うのを避けました。妙で、面白くて、ズレた、ちょっと変わったアイディアを試みました。お客さまたちが、「ボン・マルシェって大胆!」「ボン・マルシェ、ロゴで遊んじゃって!」と驚いてくれるような。5年前から春のイベントはこの路線で成功させている実績があります。


ブランドの本業を越えたプレー

今回初めて、レディス、メンズ、キッズ、ビューティー、ジュエリー、ハイジュエリー、メゾン、LBMのパートナー一堂がカプセルコレクションを用意。それだけでなく、本業の領域を越えたLBM独占グッズも! 「エレス」のビーチグッズ、「ゲラン」のハチミツとか。ブランドそれぞれがとてもおもしろがって限定品に取り組んでくれました。

LBMの自社ブランドも、お客さまを笑わせてしまう遊び心たっぷりの限定コレクションを用意しました。他にはないモノでお客さまを驚かせたいのです。


スペシャルゲストがすごい!

「オフ-ホワイトc/oヴァージルアブロー」は長いパートナーで、LBMとの関係をもっと発展させたいと思っていたのですが、このロゴイベントがそのタイミングだと思いました。

実はオフ-ホワイトもLBMと何かやりたがっていたのです。だからお互いとても自然なながれでことが進み、本館3階にパリ左岸を再考したカフェテラスを開設。アイテムを揃えたカプセルコレクションもLBMで独占販売します。 " Wild & the Moon "とのコレボレーションした「サバイバルファッションウィークフード」までもがカプセルコレクション!

「ローラ・ジェームス・ハーパー」もそう。LBMでアーティスティックなユニバースを広げたかったところに、ロゴイベントへの招待。わたしはカプセルコレクションだけでなく、「ライフスタイル」での参加を依頼しました。ここでの特別な体験で、お客さまをより遠くへ連れて行きたかったのです。


協業の秘訣は?

ブランドさんたちはみなLBMのイベントに慣れっこで、今度は何をするの?、とイベントの企画を楽しみに待っていてくれます。イベントに参加するもしないも自由です。ブランドに何か押し付けたりせず、テーマを提案し、ブランドはそれに応えてくれる。

協業する過程で、商品がもっと魅力的でクリエイティブになるよう、お互いアイディアを交換し合います。LBMがお客さまのために企画した130ブランドを越える" LET'S GO LOGO "のカプセルコレクション。これはサプライズです。6週間しか販売しません。かなりレアなコレクター商品もありますよ。売り切れたら、もうおしまいです!


■インフォメーション

" LET'S GO LOGO ! " は4月1日まで

終わりになる前にこちら へ LET' GO!


■スペシャル付録

LET' GO DANCING !

このイベントのオープニングナイトがあまりにもクレイジーだったので写真を付けます。まさかボン・マルシェの売場が、一夜限りのディスコになるなんて。

スペシャル付録1 ディスコ「ボン・マルシェ」
LBMロゴTシャツでダンシング




松井孝予

(今はなき)リクルート・フロムエー、雑誌Switchを経て渡仏。パリで学業に専念、2004年から繊研新聞社パリ通信員。ソムリエになった気分でフレンチ小料理に合うワインを選ぶのが日課。ジャックラッセルテリア(もちろん犬)の家族ライカ家と同居。

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