個店専門店に広がるSDGs 販売した商品を回収、有効利用

2022/03/17 06:30 更新有料会員限定


ブリングプロジェクトに参加し、「ブリング」の製品も提案(ホルスワークス)

 個店専門店の間で、販売した商品の回収・有効利用やリユースの提案など、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが目立ってきた。個店は、たんす在庫が分かるぐらい距離感の近い顧客を多く持ち、特定のお客と接する機会も多いため、サステイナブル(持続可能)な取り組みが着実に発展する可能性がある。新たな店の価値づくりに挑む店の動きを追った。

(小畔能貴)

地域で染め直しも

 メンズ・レディスセレクトショップ「ホルスワークス」(広島県福山市、今福俊和代表)は、3月から「ホルスエコワークスプロジェクト」をスタートした。自店で販売した不用な衣料品を回収し、地元企業と組んで染め直し・リメイクするなど、売りっ放しではない活動を実践している。

 活動内容は主に三つ。まず、自店販売製品について半永久的にサイズ直し・丈つめなどの修理対応をすることにした。不用な自店販売製品を回収し、地元の企業と協業して染め直しやリメイクした後、店頭で販売もする。

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