SCの冬の全館セール 会期延長や福袋年内実施など対応分かれる

2020/12/24 06:27 更新


 首都圏を中心とした主なSCの冬の全館セールの日程がほぼ出そろった。コロナ禍において初めてとなる年末年始だが、冬のセールは概ね例年通り開催する館が多いようだ。ただ、混雑緩和のため例年よりも会期を延長したり、年内から福袋を販売するなど、館によって対応が分かれている。

 パルコの開始日は今年と同様の1月2日からだが、混雑緩和のために会期を今年より4日延長し16日間にする。また、仙台パルコは12月29日からと、年内から実施する。

 マークイズみなとみらい、ランドマークプラザは今年は1月2日からだったが今回は12月26日から。同じく二子玉川ライズ・ショッピングセンターも12月28日からと年内からの実施に変更している。そのほか、ジョイナスなども会期を延長する措置をとった。

 ららぽーと各館は、夏のセールと同様「マナーバーゲン」と題し、新しい生活様式に対応した買い物におけるマナーを提案する企画を実施する。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大により、年間を通して集客を目的としたイベントや販促が思うように実施できず、夏のセールを中止する施設などもあった。

 冬になり、東京を中心に全国各地で連日感染者数が過去最高を更新するなど、コロナが再び猛威を振るっている。年末年始の過ごし方も例年とは違ったものになると予想される。SC各館も最大限の感染症対策をした中でのセール開催となる。



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