シェア工房のファブカフェは、「これまでのファブ、これからのファブ」をテーマにトークディスカッションをオンラインで開いた。現在、コロナ禍で人やモノの動きが制限される一方、新しい物作りの可能性も出ている。メインスピーカー2人のプレゼン内容を紹介する。
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物と情報を流通させる
私が鎌倉とつくばに「ファブラボ」を立ち上げたのは、東日本大震災直後の11年5月。既存のインフラに依存してはサバイブ(生き残り)できない時が歴史上あるが、当時もそういった流れの中で、日本に多くのデジタル工房ができてきた。