ファーストリテイリンググループの「プラステ」は夏の猛暑と残暑に対応したオフィスカジュアルのウェアをウィメンズ、メンズで強化する。
「シン・クールビズスタイル」として仕事の場面で着ても違和感がなく、暑さにも対応できるUV(紫外線)カット機能や接触冷感、イージーケア性を備えた商品を増やす。
ウィメンズは新商品として両胸にもボタンをあしらい、ジャケット風に着られる「UVカットレーヨンブレンド半袖カーディガン」(税込み8990円)、ハリ感のあるポリエステル100%素材の「プレミアムオックスハーフスリーブジャケット」(1万9000円)を出す。
メンズでは吸汗速乾とストレッチ機能を持ち、接触冷感素材を使った「プレシャスドライジャケット」(1万9000円)のインナーに使える半袖のウォッシャブルニットTシャツ(5990円)などを訴求する。
プラステは「きちんとしていたい時の毎日服」としてリブランディングを実施し、23年からはユニクロの大型店内への出店も進めてきた。25年上期(24年9月~25年2月)は増収で営業黒字化を果たした。期末店舗数は41。
伊藤なつきプラステマーケティング部長はユニクロ店内への出店を通じて「プラステも幅広いお客様のニーズを満たす可能性があるとわかった」としており、今後は単独店出店も増やす。