18年1月9~12日にイタリア・フィレンツェで開かれる国際的な見本市、第93回ピッティ・イマージネ・ウオモはアスレジャースタイルの拡大に注目した特別エリアを開設するなど14セクションでメンズファッションを提案する。今回はシネマをテーマに映画祭のようなレイアウトを構築する。目玉となる招待デザイナーとして「アンダーカバー」の高橋盾と「タカヒロミヤシタザソロイスト」の宮下貴裕が合同ショーをする。
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イベントにも力を入れており、200周年を迎える「ブルックスブラザーズ」がショーと特別展を開催するほか、新プロジェクトとして生地メーカーのレダと協業し参加ブランドがアイテムを発表する。そのほか、「東京ファッションアワード」の日本ブランド6組が参加、招待国のフィンランドから若手デザイナー8組が参加する。
来年1月展の出展は約1230ブランド、うち541ブランド(全体の44%)が海外となる。新規や復活出展は227ブランド。
来場者(前回冬実績)は3万6000人。バイヤーは2万4300人で、そのうち8800人(全体の36.2%)は海外バイヤー。日本人バイヤーは825人(17年6月展)。