デサントアパレル西都工場 器用貧乏から脱却、競泳水着増産へ 接着縫製技術に特化

2024/04/17 15:00 更新有料会員限定


超音波溶断機を使う際は生地の波打ちに注意するなど、繊細さが求められる

 スポーツメーカーのデサントが、国内工場のブランド化を目指す動きを加速させている。子会社のデサントアパレルは、重衣料「水沢ダウン」を手掛ける水沢工場(岩手県)、ポロシャツを生産する吉野工場(奈良県)に続き、西都工場(宮崎県)のブランド化も本格化。それまでの多品種・QR対応から、接着縫製技術を生かした製品の専門工場へと生まれ変わろうとしている。

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表面の凹凸減らす

 全国屈指のサーフポイントを抱え、プロ野球のキャンプ地としても選ばれることの多い宮崎県。そんなスポーツとゆかりの深い土地に、西都工場はある。73年に設立された同工場は延べ床面積が約5000平方メートルと大きく、立ちミシンなど約400台の設備を備え、約100人の工員が働く。

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