経産省、海外目指すデザイナーを支援 経費の補助やメンタリング

2025/04/01 17:30 更新


 経済産業省は24年度補正予算で措置したエンタメ・スタートアップ事業化支援事業の一つで、海外を含めた事業拡大を目指すファッションブランド・デザイナーを対象にした事業「グローバルファッションIP(知的財産)創出プログラム」の公募を3月31日に開始した。4月16日まで受け付ける。

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 事業経費の2分の1、上限500万円を補助するほか、専門家による事業計画の策定支援や計画の推進に必要なメンタリングの提供などの伴走支援、事業化に向けたレクチャーやフィールドワーク、事業化のためのマッチング機会の提供などを行う。5月末に採択事業者を発表する予定。

 経産省は日本のエンターテインメント・クリエイティブ産業の海外市場拡大策を議論する有識者会議「エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会」を昨年11月に設置、今年3月にエンタメ・クリエイティブ産業戦略の中間取りまとめ案を策定し、ファッションを含む10分野で計100の課題とアクションプランを示した。

 今回の事業は、ファッションの五つのアクションプランの中の一つであるファッションIPの創出の具体策の一環。

 申請は事務局のインフォバーンが専用サイトで受け付けている。



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