算数で極める達人MDへの道《第2講》⑰(佐藤正臣)

2020/11/17 06:00 更新


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来期はどんな商品が売れるのか?売りたいのか?②

 

Dさん。前回からは、カテゴリー別売上予算を作ろう!という回に入りましたね(注:今回の連載では、カテゴリーという呼称で統一します。組織によっては、中分類・アイテム・品種等で呼んでいる組織もあります)

*マサ佐藤氏の過去ブログ


へい(''◇'')ゞ 


そして、前回私は、Dさんの担当事業部のカテゴリー名はどうなっていますか?という質問をしました。


へい。私のところの組織は、以下のようなカテゴリー名になっています!と答えました。


・ブラウス・ニット・カットソー
・ジャケット・ブルゾン・コート
・スカート・パンツ
・服飾雑貨・生活雑貨


そして、せんせから以下のような質問を受けました。


”着丈が短い、防寒用のダウンはどこに分類されます?”


そして、私の答えが曖昧なまま終了しました_| ̄|○


そうでしたね(笑)改めて質問しますが、Dさんならば、防寒用のダウンはどのカテゴリーに分類しますか?


(^▽^;)今までの私ならば、たぶんコートに分類していまいました(;^_^A


そうですか...私ならば、上記のカテゴリーだとブルゾンに分類するかもしれません。因(ちな)みに、カテゴリー分類の定義ってきっちりと定められいますか?もしかして、Dさん以外のバイヤーやMDは、Dさんと違う解釈をするなんてことはありませんか?


(@ ̄□ ̄@;)!! せんせがおっしゃる通り、現状は個人の感覚でカテゴリー分類をしています_| ̄|○


それはイカンザキですね(笑)。適時の回にも言った通り、商品に関する管理ルールは、しっかりとした定義を具体的に定め、個々の解釈で違いが出ないようにしなければならない!というのが大前提ですね。


へい(''◇'')ゞ肝に銘じておきます。


ではDさん、質問を変えますね。カテゴリーコードって、そもそもなぜ必要なのですか?その目的は何?


なぜ必要...目的?...考えたこともなかったです (;^_^A考えてみます。


.......................................................(考え中)................................................!


お客様の大枠の消費動向や心理を表現する、探るため。そして、その枠で商品計画を考える、ですか?


ブラボー!! その通りです。


"(-""-)"


だからこそ、このカテゴリー名は Dさんのブランドのコンセプトや顧客ターゲットを意識した上で、そのことを一番表現できるカテゴリー名にすべきなのです。ですから、会社の他のショップ・ブランドが統一したルールにする必要はないです。ブランド・ショップのコンセプトによって違うのは当然ですよね。

そして、先の答え以外にも、


・トレンド等で、消費者心理に影響が出る分類にすること。
・顧客の用途。顧客は、どのような場面で着用するのか?


等以外にもまだまだ意識すべきところは、あると思いますが、このようなことを意識して、カテゴリー選定をすると良いでしょう。


へい(''◇'')ゞ承知しました。


前回の講義で申しましたように、カテゴリーの売上予算の設計は、期の売上・粗利に大きく影響します。また、MDにとって予算作成は、来期へ向けた「意志」であり、行動するための「仮説」であるので、カテゴリー名が、顧客の心理や消費行動をしっかりと表現できるものでなければならないのです。


へい(''◇'')ゞ承知しました。


では、改めてDさんのところのカテゴリー名。そして、定義を改めて決め直しましょうか?


へーい(''◇'')ゞ


.........................................(考え中)...........................................!


・ブラウス・ニット・カットソー
・コート・(外)アウター・(内)アウター・テーラードジャケット
・スカート・パンツ
・服飾雑貨・生活雑貨


こんなんにしてみましたm(__)m


では次回は、このDさんの決めたカテゴリー分類の話を、Dさんに聞いたのち、いよいよカテゴリー別売上予算を設計していきましょう!


へい(''◇'')ゞでは、皆さん。次回もお楽しみに(@^^)/~~~


佐藤正臣

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立上をMDとして担当。10年よりフリーランスとして活動開始。シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。小売り企業へのMDアドバイスや専門学校での講義・また海外での講義等。現在、多方面で活躍中。www.msmd.jp

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