松屋銀座本店 6年ぶりにランジェリー売り場を改装

2019/02/19 06:25 更新


 松屋銀座本店は17日、6年ぶりにランジェリー売り場を改装した。4階にあったランジェリー売り場と7階のパジャマ売り場を6階に移設し、集積した。

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 総売り場面積は800平方メートルで従来のパジャマ・ランジェリー売り場から約3.4倍に広げた。中でもナイトウェア売り場は約160平方メートルと、改装前から約10倍に広げ、「良質な睡眠」のニーズの高まりに対応した。

 7ブランドから全14ブランドに拡大。「プライベート・スプーンズ・クラブ」「ボリエッティ」「マタノアツコ」「ナナデェコール」「スリープデイズ」「プリスティン」「マシュマロガーゼ」を新たに導入した。外にも着ていけるようなラウンジウェアや、アイピロー、ネックウォーマーなどの雑貨も揃える。

 売り場の中には広さ約12平方メートルの体験型フィッティングルームを設置。ベッドを置き、照明や音響設備を備えた、実際のベッドルームを再現したような試着室で、気に入ったナイトウェアの寝心地まで試すことができる。

ベッドルームを再現したような試着室でナイトウェアの寝心地まで体験できる

 ランジェリー売り場は約640平方メートルと改装前から約3倍に広げた。インポート12ブランド、国内16ブランドを集積する。「プリマドンナ」「ミレジア」「バルバラ」「ボリエッティ」「シャンテル」の5ブランドを導入し、インポートブランドを強化した。試着室も大きくし、「非日常感」を演出する。また、ワコールの「デューブルべ」を導入し、パターンオーダーにも対応する。

 「睡眠」や「健康」などの意識が高まる中で、同店は「これまでナイトウェアが弱かった」とし、拡充した。「ここにきたら自分が求めていたものが見つかる」売り場を目指す。売り上げ目標は10億5000万円(前年比約2.3倍)としている。

ナイトウェア売り場は改装前の10倍の広さに拡大した

(海藤新大)



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