算数で極める達人MDへの道《第2講》⑲(佐藤正臣)

2021/01/05 05:00 更新


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来期はどんな商品が売れるのか?売りたいのか?④

*マサ佐藤さんの過去ブログ

前回の記事でDさんの組織のカテゴリーが決定しました(注:今回の連載では、カテゴリーという呼称で統一します。組織によっては、中分類・アイテム・品種等で呼んでいる組織もあります)。


へい(''◇'')ゞ せんせ。いよいうカテゴリーの売上予算の話になりますね!


(汗)そうですね。Dさん。今日はやる気・元気・いわきですね(笑)。


(コノヒトナニイッテイルカワカンナイ"(-""-)") へい。今日はやる気に満ち溢れています!


そんなDさんに悲しいお知らせがあります。


悲しいお知らせってなんざんしょ?


前回、Dさんにあれだけ一生懸命考えてもらって、カテゴリー構成を決めたのに、このページの都合上カテゴリーを削減しなければなりません(-_-)


(@ ̄□ ̄@;)!!


ということで!今回は、以下のようなカテゴリー設定にしましょう。

・ブラウス
・ニット
・カットソー
・内アウター
・外アウター
・スカート
・パンツ


(雑貨関連が消えてる_| ̄|○) ...へい(-_-)せんせ。わかりました...


では、Dさんに以前した質問と同じ質問をまた繰り返します。MDの予算設計をする目的は、何だったでしょうか?


(汗)


・・・・・・・・・(>_<)・・・・・・・・・・(考え中)


”(来期・次シーズンの)自分たちのショップのMDにおける”意志”と”仮説”を数字で表現すること!”です(''◇'')ゞ


ブラボー! そのことで、予算そのものが、MDの行動計画・目標数値をそのものを表し、期中に入ればMDの良し悪しが一見で理解できる、目安ともなるものになります。


D:へい。(''◇'')ゞ


で!!今回のカテゴリーの売上予算設計が、ある意味MDの予算設計の目的を一番体現したものとなります。


せんせ。それは何故なのですか?


はい。だいぶ端折って説明します。以前、DさんにシーズンのディレクションMAPを作ってますよね?という話をしました。


(ディレクションMAP見本)


へい。それが何か?


例えば、Dさんがディレクションする際に、今年はニットが売れそうだから、ディレクションMAP

にも、そのことを強調したとします。


へい。


ということは、カテゴリーの売上予算設計する際に、そのことを数字で反映させなければならない!

ということになりますよね?


なるほど!!その通りですね。そういった、商品の品揃え政策における意志を反映させなければならない!ということですね?


はいその通りです。


では、せんせ。カテゴリーの売上予算を設計する際に、意識した方がいい点というのは何なのでしょうか?


はい。これは私の独断と偏見も多分に含まれますが以下のことを意識すると良いと思います。

① ブランドコンセプト
② トレンド分析
③ 過去データ分析
④ その他

このことでしょうか?これも、ブランドやショップにおいて、その比重は大きく変わることでしょう。


なるほどです。


まず①についてです。このことは、以前の連載や私の他の記事でも良く書いていますが、一番意識しなければならないことです。この業界では”隣の芝生は青く見える”的なことが多く、どこぞやのショップで売れた商品が出てくると、その商品をすぐにパクろうとする傾向にあります。ですが、そのことでブランド・ショップコンセプトが崩れるようであれば、後々にそのブランド・ショップの存続も危うくなる!ということです。


(@ ̄□ ̄@;)!! 私の会社のオーナーはどこぞやのショップの商品サンプルを買ってきて、すぐにその商品をパクらそうとさせます(汗)。私から見ても、その危うさは理解できるので、なるべく拒否するようにはしてますが...(汗)。


②に関してです。これは、この業界の方であれば誰も意識していることです。特に、レディースではこの要素は欠かせませんし、比重も大きくなる!ということは読者の皆様もおわかりの筈です。続いて③です。③は適時(販売期間)に関する予算設計のときにも申しましたが、過去データを無視してカテゴリーの売上予算を設計することはしてはいけません。何故ならば、そのことがそのショップの癖であり傾向であるからです。最後に④に関してです。これは、皆さん方でお考えください。ただ、私自身も経験しましたが、一つの大ヒット商品が、ブランド・ショップの局面を大きく変える!ということがあります。そのような商品は、上記①②③の要素以外で何が顧客に支持されてたのか?ということを深く考えると良いと思います。意外にその答えは単純なものなのかもしれません。


なるほどです。私もそのことを意識して、カテゴリーの売上予算を設計を考えます。


というところで!!時間が来てしまいました(笑)。次回は、実際に数字を入れて予算を設計してみましょう!


へい(''◇'')ゞでは、皆さん。次回もお楽しみに(@^^)/~~~

 

佐藤正臣

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立上をMDとして担当。10年よりフリーランスとして活動開始。シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。小売り企業へのMDアドバイスや専門学校での講義・また海外での講義等。現在、多方面で活躍中。www.msmd.jp

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