ルイ・ヴィトン、子供支援を呼びかけ

2017/01/10 06:30 更新


 

 ルイ・ヴィトンは12日、世界各国の店で、今すぐ助けを必要としている子供たちを支援するキャンペーン「#MAKEAPROMISE DAY」を開催する。国際連合児童基金(ユニセフ)とのグローバル・パートナーシップを開始して1年、子供たちへの支援の約束を新たにする。

 約2億5000万人の子どもが紛争の影響を受ける国々に住み、さらに何百万人かの子どもが自然災害や伝染病の危険にさらされるなか、子供たちに希望をもたらすために同キャンペーンが企画された。当日は、世界60カ国以上460の店舗で、1万2000人のクライアントアドバイザーがユニセフとのパートナーシップ「ルイ・ヴィトン・フォー・ユニセフ」の賛同者としてプロモーションを行う。

 ユニセフ基金への支援のために特別にデザインされた製品「シルバー・ロックイット」のプロモーションを行うほか、支援運動への参加を募るために、来店したゲストにオンラインでのシェアを呼びかける。ゲストは同伴者と「ピンキープロミス(指切り)」を行い、ハッシュタグ「#MAKEAPROMISE」を付けてオンラインで発信することで、支援の約束を広く呼びかけることになる。

 同社は16年1月から、「シルバー・ロックイット」のペンダント(7万2000円)やブレスレット(6万円)の1製品売り上げごとに200㌦をユニセフに寄付してきた。シリアやナイジェリアの子供たちの命を守る人道支援の一環では、450万人の子供と家族に水を提供した。

 ルイ・ヴィトンのマイケル・バーク会長兼CEO(最高経営責任者)は、「目標はできる限り多くの人々とつながり、真の変化をもたらすこと。人から人へと伝わる言葉の力を信じています」とコメントした。

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