ラオックス、千葉に体験型の新レジャー施設

2017/06/28 04:27 更新


 ラオックスの商業施設、千葉ポートスクエア・ポートタウンが7月1日にオープンする。〝体験型複合レジャー施設〟として、インバウンド(訪日外国人)とともに近隣からの集客を目指す。

 同施設は千葉中央港地区にあり、1~7階で店舗面積1万1550平方メートル。15年に中国の不動産大手、緑地集団と共同で取得しており、今回、空床となっていた1~5階はすべて直営で売り場などにする。

 1階は化粧品、雑貨などの「ラオックス」のほか、「日本いいもの物産展」、カップ麺の「3ミニッツキッチン」、屋内ドッグラン付きの「ペットスパイス」で構成する。2階はベビー・キッズを中心としたアウトレット価格のファッションフロア。「ホットビスケッツ」「ダッドウェイ」「ANAP」などを並べる。メンズ、レディスのそれぞれ8ブランドを揃えたコーナー「オンワードジェイブリッジ」も設ける。小学生までの子供を持ったファミリー層に対応する。

 3階は「リンクパーク」として有料の子供の遊び場やカフェとしており、4階はサバイバルゲームの楽しめる「アクティビティスポーツフロア」、5階はビュッフェレストラン「ザ・ニューヨーク」。

 「小売りにコトをプラスしたい」(岡野智彦執行役員新規事業本部本部長)として、自前で新たに開発した機能を盛り込んだ。独自のコト提案で個人客を中心としたインバウンドと、足元の千葉市を中心としたファミリー層を集客する。12月までの初年度で14億円の売り上げを計画している。

 12月には千葉ポートスクエア内でパフォーマンス「ギア」のロングラン公演が予定されているチバポートサークルが開業する予定。

2階はベビー・キッズなどのブランドを揃える。他フロアには有料の子供の遊び場やサバイバルゲームスペースもある


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