JR西日本SC開発は、コネル(東京)と共同で〝捨てる〟以外の選択肢を多彩に提案するプロジェクト「服の決まり手82手」を開始した。不用衣料品の回収方法を工夫するとともに、リセール、リユース、リサイクル、アップサイクルなど多様な活用を推進する。加えて、パートナー企業と組んだ服の「行き先」を提示する。店頭での回収量も増やしつつ、家庭での再利用や染め直しなど回収以外の〝消費者自身が長く服を着る仕組み〟を提案。衣料品廃棄問題の解決につなげていく。ウェブサイトを今夏にも本格的に立ち上げ、リアルでもPR活動に取り組む。
(吉田勧)
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ルクア大阪はアパレル製品が売り上げの約6割を占める。服を長く着ることは売り上げを減らすかもしれないが、消費者目線に立った利活用の仕組みを提案し、衣料品廃棄の問題に取り組む。
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