三井不動産はアウトレットモール、三井アウトレットパーク(MOP)木更津(千葉県木更津市)で3回目の増床を実施、第4期エリアを6月23日にグランドオープンする。合計店舗数を30店増やして国内アウトレットモール最多の330店とするほか、国内アウトレットモールで初の常設スケートボードパークを作るなど滞在機能を高め、「単なる買い物先ではなく、お出掛け先を目指す」(若林瑞穂常務執行役員商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部長)。インバウンドを含め、広域から集客し、売上高を25年3月期の690億円(前期比7.8%増)から今期は800億円前後、4期エリアが通期稼働する来期に850億円、その後に1000億円を目指す。
4期棟は地上1階建てで、延べ床面積は約1万900平方メートル、店舗面積は約8200平方メートル。合計延べ床面積は約7万5200平方メートル、店舗面積は約5万3100平方メートル。ファッション「ソフ」、ゴルフウェア「PXG」、スケートボード用品「インスタントスケートボード」が国内初のアウトレット、ファッション「メゾンキツネ」、スポーツブランド「ルルレモン」などが関東初のアウトレットを出す。併せて、「ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン/ゴールドウイン」「ナイキファクトリーストア」などが既存エリアから移転・拡大する。ナイキはアウトレット以外を含むブランドの国内最大店舗となる。既存エリアも改装し、「コーチ」の常設コーヒーショップが国内アウトレットモール内に今夏に初めて出店する。