通販の日本ランズエンドが展開する「ランズエンド」は10月、19年秋冬物で「日本上陸25周年記念アイテム」を販売する。メンズはジャケット2型、レディスはカシミヤカーディガン、防寒アウターで、25周年の特別タグを付けて販売する。
メンズは、シティージャケットとツイードラペルドジャケット。シティージャケット(1万7900円)は荒天で着られる撥水(はっすい)・防水・暴風対応で、中わたに「プリマロフトサーモプリューム」を使用。ラペルドジャケットは英国「ムーン」の生地使いで、価格を2万9900円に抑えた。

レディスはブランドが得意としているカシミヤ100%ロングカーディガンと定番の中わたインナー付きナイロンジャケットを、デザインをアップデートして販売する。いずれも2万9900円。
このほか通常のメンズ商品では、自転車シーンで使えるジャケットとパンツの共生地のセットアップと、ポリエステル混のスウェットパーカを投入する。ジャケットとパンツはリサイクル素材「リプリーブ」などを使用し、衣服内を適温に保つ機能も備える。ジャケットは4カ所にポケットをつけて収納性を高めた。
今年2月に就任したローガン・バード社長は展示会で、「ランズエンドが日本で25年にわたって顧客に愛されていることは、物づくりへの評価ととらえている。今後も着心地が良く機能性のある商品開発と、適正価格の提案に努力していく」と語った。
