量販店向けレディスアパレルメーカー26年春夏 複雑化する季節への対応に「何か新しいこと」の機運

2025/09/25 08:00 更新有料会員限定NEW!


 量販店向けレディスアパレルメーカーの26年春夏商談は、長く複雑化する夏への対応に慎重な姿勢が続いている。厳しかった今夏の商況を受けてバイヤーの意欲は低調だが「何か新しいことをしなければ」との機運も高まる。猛暑対策品や気温に左右されない雑貨の拡充などを模索する。

(森田桃子)

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後半に伸び悩む

 気象庁によると今年6~8月の平均気温は平年より2.36度高く、統計開始以降最も暑かった。店頭は「6月までは布帛のブラウスなどトップが良かったが、それ以降は手元に既にあるためか動かなかった」など7、8月以降の買い控えで伸び悩んだ。昨年売れた麻のシャツなど天然素材も苦戦。秋の色・素材商品も売れ行きが鈍いという。

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