ジーンズの洗い加工や学生服の縫製・加工を手掛ける晃立(岡山県倉敷市)が、物作りの強化を進めている。洗い加工はサステイナブル(持続可能)な取り組みを推進、学生服の方はリードタイムを短縮し、新たな設備投資も計画する。一方で、関連会社のジーンズカジュアルメーカー、ステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル(大阪市)は、輸出が順調。さらなる拡大を目指す。
(小畔能貴)
前期(22年12月期)はジーンズカジュアル部門、学生服のプリーツ加工の両部門ともに健闘し、微増収でした。ジーンズカジュアルの洗い加工は、22年からジーノロジアのナノバブルを発生させる樹脂加工機「e-flow」とオゾン脱色機を導入し、具体的な活用が広がっています。試験機も同時に導入していて、加工の開発にも取り組んでいます。排水を再利用する装置も開発中で、サステイナビリティーを推進しています。
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