小松マテーレが環境対応を一層強化 ミラノウニカで来場者から関心

2025/02/05 18:00 更新有料会員限定NEW!


バイオワークスのポリ乳酸繊維「プラックス」を使った生地にSY加工を施すなどした

 【ミラノ=関麻生衣】小松マテーレは素材や国際認証の取得で環境対応を一層強化している。GRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証を取得予定のほか、スパイバーやバイオワークスといった国内素材スタートアップと協業した素材を提案。2月4日から開いているミラノウニカ(MU)26年春夏展で先駆けて紹介し、来場者の関心を集めている。

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 スパイバーとの協業では、人工たんぱく質「ブリュード・プロテイン」(BP)を使った生地に小松マテーレ独自の製品染め技術を活用した。MUで海外ブランドから好反応だったのはBP100%のレザー調素材で、革のような質感や硬さを再現した。量産体制を整えるため、専用の設備を開発している。

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