【パリ=松井孝予通信員】グローバルラグジュアリーグループ仏ケリングは25日、10年ビジョンのサステイナビリティー(持続可能性)戦略を発表した。持続可能な開発(サステイナブル・デベロップメント/SD)を経営戦略の核とする同グループは、12~16年の行動計画で、環境負荷を同規模の売上高を持つ企業と比較し45%以下に抑えた。
これに続く第2ステージでは、国連の「持続可能な開発目標」と並行させ、科学的根拠に基づいた「2025年ターゲット」戦略を設定。「プラネタリー・バウンダリー/人類が地球で生存できる限界」の範囲内の企業活動で、これからの“サステイナブル・ラグジュアリー”を定義し、新しいビジネスモデルを構築する野心的なチャレンジに臨む。
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「ステラ・マッカートニー」のコレクションから。パタゴニアウール、リサイクルポリエステルを使うことで環境負荷減に繋げた
(詳報は2017年1月26日付繊研新聞をご覧ください)