国内最大級のファッションビジネス展、JFW-IFFが26日から東京ビッグサイトで開幕する。34回目を迎える今回は従来の7月から9月に会期を変更して初開催となる。次回4月展から米国のMAGICと協業して一層、インタナショナルな展示会へと発展していく。それを踏まえた9月展では海外市場を意識した内容となるのが特徴だ。
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欧米、アジアの有力小売業19社(前4月展の倍増)の海外バイヤーを招き、出展者とのマッティングが実現する。同時に国内小売業51社との別室での個別商談会もあり、小売店との商談率が向上する。
受付近くに次回4月展のJFW-IFF MAGIC-JAPANのプレビューとして「日本の技術を駆使したクリエーションの高いブランド・商品「海外展で先行して発信している企業」25ブランドを集積したエリアを設ける。
出展ブランドは「プロテカ」「アシックスタイガー」「ミハラ・ヤスヒロ」「アヤメ・ソックス」「月影屋」「スロウガン」、ライディングハイ、テーラ―東洋など。
さらにセミナーでも海外市場を展望した講演内容が多い。海外展で実績を持つ佐藤繊維の佐藤正樹社長、日本を海外で発信する事業を手掛けるクールジャパン機構の太田伸之社長などが先行事例などを話す。