伊藤忠商事繊維カンパニーは、小売り機能のある傘下の7社のEC・マーケティング担当者など約30人による「小売りグループ会社情報交換会」を22年1月から定期的に開いている。レリアンやエドウイン、コロネット、コンバースジャパン、デサントなどの事業会社が集まり、販売促進や業務改善で効果を上げている。
【関連記事】伊藤忠商事繊維カンパニー 今期は安定的に300億円稼ぐ基礎固め
自発的な取り組み
発端は、事業会社間の自発的な取り組みだった。コロナ下にライブコマースで顧客と接点を持ち、成果を上げたレリアンに他社から問い合わせが相次いだ。レリアンのライブコマース事業部課長兼デジタルマーケティング部課長新規プロジェクトリーダーの猪股星理子さんは、同じグループ内でも他社の施策を知らないことに気付いたという。「互いに学び合える場があると良いのでは」と発案し、会が発足した。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!