伊藤忠商事繊維カンパニー 今期は安定的に300億円稼ぐ基礎固め

2023/07/31 17:00 更新有料会員限定


武内秀人繊維カンパニープレジデント

 伊藤忠商事繊維カンパニーは、今期(24年3月期)を「安定的に連結純利益(IFRSベース)300億円を稼ぐための基礎作りの年」と位置付ける。今期の連結純利益目標は330億円で前期の255億円から大きく伸ばす計画。実現に向け、①重点分野の強化②部門間横断連携の強化③環境に配慮した取り組みの収益化――の三つを重点方針に掲げる。

(高田淳史)

 今年4月に繊維カンパニープレジデントに就いた武内秀人執行役員は、「事業の見直しや全体の中でのそれぞれの役割、頑張りを共有したい」と繊維カンパニーの事業内容を七つに分類し、見える化した。単体を軸に、スポーツ、シューズ、中高級品(ブランド)、OEM(相手先ブランドによる生産)、カジュアル、海外を自社の強みとする。特に今期は、スポーツ、シューズ、中高級品ブランド事業を最重点とする。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事